matthes 335i




 本国で雑誌取材も受けているマテス335i。
 日本への輸入第一号車。(マテスブル−)

 下の黒い335iは本国のカタログに使用された、
  室内がオ−ル白革張りのデモカ−。

 エンジンの変更点はポ−トの研磨、ハイカム、バランス取り
 程度のチュ−ニングで、最高出力240ps。

 日本ではこの車種の取り扱い予定はなく、ラインナップにも
 3.5リッタ−エンジンを積んだ3シリ−ズはツインカムの
 M88を搭載したM3のみ。

 E30のボディにM30のチュ−ニングエンジンを搭載した
 モデルはエンジンル−ムの熱により様々なトラブルが発生。

 M30エンジンの場合、エキゾ−ストマニホ−ルドの真上に
 エアフロ−メ−タ−が位置し、そこにタコ足を装着ている
 ので排気熱をもろに受けたエアフロ−メ−タ−の樹脂カバ−
 &配線類は当然溶け落ち、結果走行不能に。

 この点、同じ様なスペックのアルピナをよく見ると、エンジンの
 形が何やら違う。そうアルピナは吸気系と排気系をエンジン
 ル−ムの左右で使い分けるようにインテ−クマニホ−ルドの
 形状を変更しエアクリ−ナ−、エアフロ−メ−タ−が排気熱の
 影響を受けない位置に変更してある。
 さすがアルピナ。メ−カ−と呼ばれる所は違う。

 その他この2台のドライブトレ−ンはノ−マルの323のまま
 なので、ブル−のマテスはデフギアのドライブピニオンを欠き
 黒のマテスは左側のドライブシャフトをねじ切るというトラブルが
 発生。



 この写真は雨天の高速道路を走った際についた汚れを写した物。

 風洞実験をしたのと同じ様な跡なので洗車前に記念撮影。

 フォ−ミュラカ−製作の経験を持つスタッフによるとこのボディ−
 形状でのぼぼ理想的な空気の流れらしい。
 さすがアウトバ−ンを持つ国の車である。

 この写真は上の335iと同じ車を撮影した物。
 1997年9月9日AM9:30ころ、当月1日に入社したばかりの
 メカニックの運転により、ゴミ収集車とのタイマン勝負が終わった
 後の姿。相手のゴミ収集車の写真はないが、イスズのエルフ
 (多分2トン)ベ−スの収集車はフレ−ムが折れ、ゴミの収集箱?
 (というのかな?ゴミが入る青色のBOX)が落ちてマテスの左リア
 からトランクの上に重なっていた。
 下の写真で青く見えるのがその跡。

 運良く私もその時運転席の真後ろに同乗しており、顔面に記念
 スタンプの様な傷を頂き、数年後に芸能人でもないのに顔面の
 整形手術を受けさせていただいた。

 皆さん、事故にはくれぐれも注意しましょう。