BMW635 メンテ記録 8

キ−ライトをHID風のLEDに改造


純正のキ−ライトはボタン電池で豆電球をつける物ですが、これがまた暗くてほとんどおもちゃ状態。
そんなときヤフ−オ−クションや色々な方のホ−ムペ−ジで「この豆電球をLEDにするとHID風の光で結構
明るい。」と言う情報を得たので、早速まねしてみることに。
秋葉原の「ラヂオデパ−ト」の中の店で超高輝度LEDを購入してきました。色は青と白を買いました。
とりあえずボタン電池でこのLEDを点灯させてみたらあんまり明るくないので、みんなどうやってんだろう?と
企画段階でしばしお休み状態になりました。

ある日近所のオリンピック(ス−パ−)に買い物に行ったとき、ちょうどカメラコ−ナ−で何気なくデジカメを見ていたら
隣の棚に電池の山。「色んな電池があるんだ〜」と見ていたらCR1220なる薄さが半分くらいの電池を発見!
「これだ!」と思いこの電池を2個買いました。そして2個重ねてLEDに接続してみると・・・。すごく明るくつきました。

電圧的には倍の6Vを直にかけているのでまあ明るいのは当然と言えば当然ですが。
そのまま組み込もうとも思いましたが、一応LEDにも定格を記した紙が入っていたので、定格電流以上かけるのは
辞めようと思い、抵抗値を計算しました。(詳しくは前の会社の後輩に聞きました。)

まずLEDにかかる電圧を計算します。 6V − 3.4V順電圧 = 2.6V
LEDにかかる電圧が分かったので、このLEDの最大定格電流以下になるように抵抗値を求めます。
とりあえず明るくしたかったので、LEDには15mA位流すことにします。(実際は5mAも流せば光るそうです。)
2.6V ÷ 15mA = 173.333Ω
実際そんな抵抗値の抵抗は無いので手持ちの抵抗で一番近いのは200Ω。
それでは200Ωでもう一度計算してみると、
2.6V ÷ 200Ω = 13mA となり、まあこれで良しとします。

それでは抵抗を間に入れて点灯させてみると、見た目には抵抗無しの時とほとんど同じ光量。
これで行きましょう。
後は、LEDをシリコンの接着剤で固定したり、電池をうまく固定させつつ通電するようにLEDの足をペンチで加工します。
元通りに組み付けたらHID風キ−ライトの完成です。
ちなみに青いLEDは光そのものが青すぎるのでヤメにしました。
今回の費用
超高輝度LED ホワイト   ¥300
200Ω抵抗 手元にあったものなのでタダ
ボタン電池CR1220 ¥230 × 2